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帯の産地

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三大産地

先日は、帯の種類についての記事を書きましたが、今日は国内の有名な帯の織処をご紹介します。

帯の産地は大きく分けると福岡県の博多、京都府の西陣、群馬県の桐生の3つです。

博多織

福岡の博多では『博多織』が有名です。博多帯によく見られる献上柄は、福岡藩初代藩主黒田長政が徳川幕府に献上したことから「博多献上」、「献上博多」、「献上柄」という別名で呼ばれるようにもなった、博多帯の代名詞のような柄で、仏具である独鈷(とっこ)をあしらった模様です。

男物の角帯や、ユニフォームの帯など普段の帯として親しまれています。

舞踊では芸者や花魁物の曲を踊る時にこの献上帯を使用します。

独鈷(とっこ)

西陣織

京都の西陣織は西陣と呼ばれる京都市上京区~北区にかけての地域で織られる帯です。

西陣織の歴史は5世紀頃から始まり、平安時代、織物職人が西陣の一部の地域に集まるようになり、独自の発展を見せ始めます。今、流通している帯のほとんどは西陣で生産されたものとすら言われるほど日本一帯の生産量が多いのがこの西陣織です。

桐生織

「桐生織」は群馬県桐生市に奈良時代から伝わる伝統ある織物です。

桐生織の特徴は交織で機械織をしている点です。 交織とはタテ糸とヨコ糸に、別々の繊維でできた違う種類の糸を使用して織られた織物のことをいいます。混織とよばれることもあります。

桐生では名古屋帯や半巾帯が良く作られています。

もちろんこれら以外にも様々な地域で帯が作られているのですが、帯の日本三大産地として有名なのはこの3か所です。